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産婦人科
里帰り出産再開のお知らせ
紀南病院産婦人科は令和4年8月1日より下記の要領で里帰り出産を再開いたします。
診療体制が整わないため、令和2年4月以降里帰り出産を休止し、地域の皆様には多大なご迷惑をおかけしましたが、この度診療体制の整備に目途が立ち、再開の運びとなりました。
里帰り出産再開のお知らせ詳細ページはコチラ
病院長
助産外来
<予約制>
助産外来は、産婦人科外来にて毎週月曜日から木曜日まで予約制で実施しております。
詳細はこちらをご覧ください。
当院での出産をお考えの方へ
詳細はこちらをご覧ください。
医師紹介
氏 名
補職名
認定資格
専門分野
林 子耕
主任部長
日本専門医機構 産婦人科専門医
日本産科婦人科学会 指導医
日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医(腹腔鏡)
日本内視鏡外科学会 技術認定証(産科婦人科)
臨床研修指導医養成講習会 修了
医学博士
徳島大学臨床教授
和歌山県産婦人科医会理事
周産期疾患の治療
内視鏡手術
磯野 渉
部長
日本専門医機構 産婦人科専門医
医学博士
新垣 亮輔
医員
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
田中 惇也
医員
福田 大晃
医員
八木 重孝
非常勤
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本産科婦人科学会 指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本周産期新生児医学会 母体・胎児専門医
周産期疾患の治療、婦人腫瘍の治療
小林 彩
非常勤
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本産科婦人科学会 指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
臨床研修指導医養成講習会 修了
医学博士
周産期疾患の治療、婦人腫瘍の治療
平山 純也
非常勤
南野 有紗
非常勤
日本専門医機構 産婦人科専門医
診療科の特色
紀南病院産婦人科と徳島大学とのかかわりは、新病院移転前の平成16年4月に徳島大学より医師3名が派遣された時から始まります。その後、平成18年10月に、南和歌山医療センターと集約化し、産婦人科医は5名体制になりました。平成22年10月には4名に減りましたが、平成26年1月より和歌山県立医大からの医師派遣を受け再び医師5名体制となりました。現在徳島大学より2名、和歌山県立医大より3名が派遣され5名体制で診療を続けています。
平成19年1月から地域周産期母子医療センターの認定をうけ、人的には厳しい状況の中、可能な限り紀南地域の周産期医療の拠点としての役割を果たすべく診療を続けさせていただいております。令和2年4月から帰省分娩の受け入れを一旦停止しましたが、令和4年8月から再開しました。令和5年の分娩件数は430件とやや減少しました。緊急母体搬送の受け入れは9件であり、小児科の先生の献身的努力と協力のおかげで在胎26週以降の症例は、ほぼ全例受け入れています。
令和5年の手術件数は分娩件数の減少に伴って375件に減少しましたが、婦人科手術はむしろ増加し、腹腔鏡下手術は136件でした。内視鏡下手術が良性婦人科手術の中心となっています。良性付属器疾患は子宮外妊娠も含め可能な限り腹腔鏡手術で対応、良性子宮疾患に対しても腹腔鏡下子宮全摘術、腹腔鏡下子宮筋腫核出術等を行っています。令和6年からは骨盤臓器脱に対して、腹腔鏡下仙骨膣固定術を実施予定です。悪性疾患の取り扱いも多く、新病院になり放射線治療(外照射のみ)も可能になり、化学療法もニーズに応じて外来化学療法を取り入れています。
当院の問題点としては当院他科でも医師不足の影響を受け、特に脳外科不在が、合併症妊婦の管理等に支障を来す状況となっています。
また当院産婦人科診療の現状は、産婦人科医5名では非常に厳しい状態が続いています。令和6年度からは、徳島大学と和歌山県立医科大学以外の大学からも医師の派遣を受ける予定です。当院産婦人科診療機能維持のために今後とも努力して参る所存ではございますが、地域の皆様の御高配、御協力をよろしくお願いいたします。
当科で取り扱える疾患
症候分類
具体的傷病名
産科
正常妊娠、分娩
母体管理を要する疾患
前置胎盤・胎盤早期剥離・妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)・母体合併症妊娠・その他ハイリスク妊娠
胎児・新生児管理を要する疾患
切迫流産・切迫早産・前期破水・多胎妊娠・多胎一児胎内死亡・血液型不適合妊娠・子宮内胎児発達遅延・羊水過多・羊水過少・胎児仮死等
婦人科
子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣嚢腫・子宮脱・子宮下垂・膀胱瘤・不妊症・子宮癌検診・子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌等
現在行える検査
産 科
胎児超音波検査(Bモード、ドップラ、3D、4D)・胎児心エコー・NSTなど
婦人科
細胞診検査、病理組織検査、超音波検査、コルポスコープ、ヒステロスコープ、CT、MRI、子宮卵管造影検査、精液検査 他
現在行える治療
産 科
妊婦健診、正常分娩、異常妊娠、母体合併症妊娠の周産期管理
婦人科
婦人科良性疾患の手術療法、婦人科悪性腫瘍の手術療法、化学療法、放射線療法、人工受精、更年期障害のホルモン補充療法
症例数
分娩件数はここ数年、年間700〜800件で推移しています。母体搬送は年間20件前後で、現在のところ搬送依頼に対してほぼ全例の受け入れを維持できていると自負しております。
手術件数は年間400件を超え、良性付属器疾患は子宮外妊娠も含め可能な限り腹腔鏡手術で対応、良性子宮疾患に対しても腹腔鏡下子宮筋腫核出術、腹腔鏡下子宮全摘術が増加しています。悪性疾患の取り扱いも多く、新病院になり放射線治療(外照射のみ)も可能になり、化学療法もニーズに応じて外来化学療法を取り入れています。
当院で出産をお考えの皆様へ
当院の出産は、医師と助産師・看護師が連携を取り、自然分娩を基本としています。立ち会い出産、産後の母子同室、母乳育児についてスタッフ全員で母と子の健康を見守ります。
外来受診に必要なもの
・ 母子健康手帳
・ 保険証
・ 前医からの紹介状
・ 検査結果
・ 妊婦健康診査受診票(補助券)、地域によっては使用できないこともあります。
・ お薬手帳 (継続した内服を行っておられる方等)
受付時間
受付時間 : 月曜日〜木曜日(祝日は休診) 朝8:30〜11:00まで
診察は予約診療となっておりますので、初診等の予約外の受診には待ち時間が生じます。あらかじめご了承のうえお越しください。
マタニティクラス(母親教室)について
・ 前期は第2月曜日、後期は第1と第4月曜日の午後1時から開催しています。
(祝日により変更があります。)
・ 予約制です。受診の際に予約を取らせて頂きます。
(事前の予約は必要ありません。)
・ テキストと受講料で1,100円が別途必要です。
・ 御家族の方と一緒に受講することもできます。
お産の時にご準備いただきたいもの
お産パット(Lサイズ)
2袋
産褥ショーツ
2枚
骨盤支持ベルト
(必要に応じて)
前あきの寝衣
2〜3枚
タオル
2〜3枚
ガーゼのハンカチ
5〜6枚
生理用ナプキン(ナイト用)
2袋
食事や入浴に必要なもの
印鑑・保険証
詳細はマタニティクラスや外来指導室でご案内させて頂きます。
助産外来のご紹介
当院産婦人科は、妊婦さまとの信頼関係をより確かなものにし、満足度の高い妊娠・出産・育児体験をなさっていただくため、平成23年4月より助産外来を始めました。産婦人科外来にて、月曜日から金曜日まで予約制で実施します。
助産外来とは
助産師が行う妊婦健診です。内容は医師の診察と同じですが、必要な保健指導も併せて行います。お聞きになりたいこと、ご不安に思っていることがございましたら、お気軽にご相談下さい。
助産外来を受診できる方
妊娠26週、34週、37週〜39週の妊婦さまで、医師が許可した方が受診できます。ご希望の方は、医師の健診時にお気軽にご相談下さい。
担当助産師
経験年数3年以上で、日々実際に分娩や帝王切開に立ち会い、保健指導・育児指導をしているアドバンス助産師を中心に担当します。
※アドバンス助産師とは…日本助産評価機構による助産実践能力習熟段階レベルVと認証された助産師です
医師との連携
妊婦健診中に正常範囲を逸脱する可能性がある場合、もしくは逸脱していることを助産診断した場合は、速やかに医師に診察依頼するなど医師と連携をしながら行います。
診察時間
==完全予約制==
診察日: 毎週月曜日〜木曜日(祝日除く)
診察時間:(午前)9時〜正午まで /(午後)2時から4時まで
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